【26】※高尾山観光協会の提供でお送り致しかねます
こんにちは。
あけましておめでとうございます。
2019年になりましたが、今年も音友の皆さんよろしくお願いします。
さてさて、新年といえばやはり初詣ですよね。
今年も去年同様、八王子民であるわたくしは高尾山にある薬王院に初詣しようと思ったのですが、どうにも地元の友達と日程が合わなそうだったので、何人か高尾山に登りたそうなふっ軽な人に声をかけたところ、あびことはるからが一緒に来てくれました。
とても楽しかったので、その様子を写真を交えて紹介しようと思います。
ここが最寄駅の高尾山口駅。新宿から約50分という交通の便の良さからなのか、高尾山は年間登山者数が世界一です。
珍しい駅舎に感動するはるから。
散歩気分で来たらしく、ローファーでの参戦。
駅舎のトイレから遅れてでできたあびこ。
顔のキメ具合と光の加減が神々しいです。
高尾山までは約3分、途中に団子屋さんや茶屋もあったりします。
そしてここが高尾山のふもとの広場。日本一急なケーブルカーとリフトの駅があって、それを使うと途中まで行くことができます。
表参道コースというメインのコースは舗装されていて、電線も通っています。
急な勾配感動するはるからとあびこ。
(写真じゃ伝わらないかな。)
この六根清浄と書いてある黒い球の乗った石柱がコースの随所に設置されています。
これは「六根清浄石車」といって、「眼・耳・身・鼻・舌・意」の6つの文字が書いた石車がついていて、高尾山内にある合計18個の石車をすべて回すことで、108の煩悩を清めることができるとされています。
宝探し気分で山道を楽しむことができます。
これは途中の展望台。少々危険ながらも、多摩の自然とその先の都会が見渡せます。
また中腹にはさる園と呼ばれる動物園があります。エントランスの前にはこんなものが。
なんかこの俗っぽさに、えもいわれぬ哀愁を感じます。つまりエモい。
またそのすぐ近くには、「蛸杉」があります。
一晩にしてこの大きさまで成長した、という伝説が残されていて、かなり有名なパワースポットです。
ローファーで優雅に道を進むはるから。
巨木とあびこ。
けわしく若干危険なコースでしたが、出発から1時間半くらいで、いよいよ登頂。
キツくはあるものの、体力を使い切ることなく楽しみながら登ることができます。
記念撮影してる人がたくさんいます。
山頂の展望台からは大自然と富士山を望むことができます。少し雲がかかってしまっていて残念。
ちなみに去年に登った時はより快晴で、
このくらい綺麗に見えました。
んん〜惜しかったなぁ。
丁度12時を回っていたので、山頂にあるとろろそばのお店で、とろろうどんを頂きました。
お値段は1000円。ほかにもう少し安いのもありました。やさしいダシと、とろろたまごがベストマッチ。お腹は満たされながらも、満腹感を得るほどの量でもないので下山に支障をきたさないのもポイントが高いです。
そしてこちらが、目的の場所である薬王院。今から約1300年前に聖武天皇によって開山されて建てられたかなり古い寺院で、主に薬師如来と飯縄大権現が祀られているのですが、ほかにもいろいろな神様が祀られています。
んんーすごい。天狗がかっこいいな。
本尊階段のヤクルトの主張の強さもまた一興。
これは「願叶輪潜」といって、「もろもろの願いよ、叶えーー!」とお願いしながら潜るとそれらが叶いやすくなるという、かなりアバウトなパワースポットです。
またこの小さな仏像にはそれぞれ四国にある寺院が刻まれていて、「四国八十八ヶ所巡礼」をお手軽にできるようになっています。
その近くにはこんなものも。手をかざすと北島三郎の歌が流れてくるという不思議な石碑。
わくわくしながら手をかざすのですが、長めのイントロにあきれて大体の人はすぐにその場を立ち去ります。
高尾山切手のシュールな場所です。
他にもこのあたりにはお団子屋さんや、御守りやおみくじを買える寺社の営業所などもあって、なかなか面白いです。
帰りの電車で余韻に浸るあびことはるから。
写真を撮ったのはこのくらいで、いくつか紹介しそびれてしまいました。今回登った「表参道コース」以外にも運動部御用達の最もきつい「稲荷山コース」や、川を遡りながら大自然を堪能できる「6号路」など、たくさんの楽しみ方があります。
また春の桜と秋の紅葉の中で登る高尾山も非常におすすめしたいです。
夕暮れどきや夜に登ると、
こんなものや
こんなものも拝むことができます。
言葉を失うほどに綺麗な景色が楽しめますよ。
「追記」:書き忘れていたのですが、高尾山は1300年前に開山された非常に歴史のある山で、天狗伝説なんかも有名です。また、世界一の登山者数を誇りながらも、道中には一切ゴミなどが落ちておらず、トイレの整備なども非常に行き届いていて、山なのにミシュランで3つ星を獲得しています。山なのに。
この記事を読んで高尾山に興味の湧いた人がいたら、地元民として誇らしいですね。
まだ高尾山に登ったことない人は卒業までにぜひ足を運んでください。東京も捨てたもんじゃないな、と思っていただけると思います。
春休み中くらいに高尾山観光を企画しようと思うので、興味のある方はどうぞご連絡ください。
それでは。